#63
June 21th, 2012
ご無沙汰してしまいました。
お元気でおすごしでしょうか。
さて、ドラマ「カエルの王女さま」、最終回の放送がおわりました。
1月の終わりから、シャンソンズのメンバーは、
ボイストレーニングなどの準備に入っていましたので
ざっと五カ月弱、一緒にいたことになります。
季節は冬から、春、そして夏になりました。
通常の連続ドラマより、携わっていた時間は2カ月ほど長かった・・。
感慨深いです。
今は、無事に乗り切ったことへの安堵感、
そして
役がじわじわと体から抜けて行く一抹の寂しさ、と共に居ます。
架空の町、「由芽市」。実際は、富士山の裾野に広がる、山北町というところで
撮影を行っていました。
週に何日も、山北に通う日々。
富士山がぐんぐんと、目の前に迫ってくる高速道路。
富士山は、どうして、見えてくるだけであんなに嬉しいのでしょう。
本当に、美しい山です。
じーっと富士山を眺めながら、歌を口ずさみながら。
思いだすのは、
サービスエリアでいつも食べていたソフトクリーム。
美味しい牛乳
ヨーグルト。
ううう・・・
もちろんそんなことばかりではなく、
やはりシャンソンズのみんなの顔顔顔。
シャンソンズというコーラス隊は、
このドラマが終わっても、存在しているとしか言いようがないです。
だって我々、本当に歌ってきましたもの!
声を合わせてきましたもの。
大人になって、新しいことに挑戦出来るチャンスは
いったいどのくらいあるのか私にはわかりませんが。
でも、
新しいことをやりたい。
面白そうなパワーを放っているところに飛び込みたいと、いつも思います。
その、とてつもないパワーで、私たちを引っ張って下さった
天海さん。
ほんとうに、感謝します。
ぎゅ~っと抱きしめたい気分です。
本当に、ありがとうございました。
少し休んで、また次に行きます。
みんな、止まらず、歩いてきます。
このドラマを応援してくださった皆様、
心よりありがとうございました。
皆様の日々が、明るく、優しくありますように。
2012年 6月21日。
石田ゆり子より。