みなさんこんにちは。シャオメイでございます。２月になり、東京も今年初めての積雪。しばらく寒い日が続くようなので、お身体ご自愛くださいね。
　本日は、先週末に行われた映画『おとうと』初日舞台あいさつの様子をお伝えします。有楽町の丸の内ピカデリー９で行われた舞台あいさつには、いしらさんのほか、 主演の吉永小百合さん、笑福亭鶴瓶さん、蒼井優さん、加瀬亮さん、小林稔侍さん、そして山田洋次監督が出席しました。さらにこの日、すでにクロージング作品として『おとうと』の 上映が決定しているベルリン国際映画祭において、山田洋次監督に特別功労賞（ベルリナーレ・カメラ）が贈られることが発表されました。日本人として３人目の栄誉ある賞に輝いた山田監督を、 吉永さんが舞台の上で「胴上げしたい」とおっしゃり、鶴瓶さんに「やめときなはれ」と止められる一幕もあり、会場は大いに盛り上がりました。
　いしらさんは、「憧れの山田洋次監督の作品に参加させていただけて、本当にうれしかったです。いろいろな役者の方から、山田洋次監督は本当に素敵な方で、 みなさんから愛されていらっしゃるということをずっと聞いていたので、とても楽しみにしていました。実際の現場は、まさに学校そのもの。監督が先生で、 スタッフキャスト全員が生徒という現場でした。私もこの年になると現場で叱っていただくことがなかなかなくて、自分でも"これでいいのかな"と思いながらやっているのですが、 今回は監督にビシっと叱っていただくことが多々ありまして、ちょっと怖かったですけれど、うれしかったです。本当にありがとうございました。またぜひご一緒できますよう祈っております」とごあいさつ。 途中、緊張のせいか言い間違えてしまったいしらさんに、鶴瓶さんの突っ込みが！ 吉永さんや鶴瓶さんをはじめ、出席者のみなさんの息の合ったやりとりやコメントに、 作品に対する愛情と絆が伝わる、とても和やかで温かい舞台あいさつとなりました。
　山田洋次監督が描く"家族の絆"。そして、いしらさん演じる小宮山千秋が登場するホスピス「みどりのいえ」での"看取り"。とても身近でとても深いテーマが込められた優しい作品です。 ぜひ映画館で大切な人と一緒にご覧いただければと思います。 以上、シャオメイがお伝えしました。