Staff´s Report

#88

March 28th, 2016

いしらさん主演ドラマ『コントレール~罪と恋~』試写会&記者会見レポート

 みなさん、こんにちは。あと数日で3月も終わり。もうすぐ新年度がスタートしますね。新しい学校や職場が始まるみなさんも多いのではないでしょうか?また、そうでない方も、なんとなく気持ちも新たに、なんだかわくわくする季節ですよね。
 さて、そんな4月からいしらさん主演のドラマ『コントレール~罪と恋~』がスタートします。同作は、これまで毎週火曜よる10時に放送してきたNHKドラマ10が、毎週金曜よる10時にお引っ越しする記念すべき最初の作品であり、これまで数々の大ヒットドラマを手掛けてきた脚本家・大石静さんによるオリジナルラブストーリーです。ちなみに、「コントレール」というのは飛行機雲の意味ですが、この飛行機雲がドラマのキーポイントのひとつにもなっています。
 いしらさん演じる主人公の青木文(あおき・あや)は、無差別殺人事件で夫を亡くしたシングルマザー。夫の忘れ形見の息子を育てながら、カレー食堂「ドライブイン・コントレール」を細々と営んでいます。そんな文の前に現れた井浦新さん演じる長部瞭司(おさべ・りょうじ)。口がきけない彼の哀しげな佇まいに心惹かれる文。しかし、瞭司こそが夫を殺した張本人で...!?
 先週末、第1話のマスコミ試写会と、いしらさん、井浦さん、文に想いを寄せる刑事・佐々岡を演じる原田泰造さん、そして大石さんが参加して、記者会見が行われました。
 「お話をいただいて、大石静さんが書かれる素晴らしいラブストーリーの主人公が私で務まるんだろうかという気持ちもありましたが、本当にありがたく幸せな役をいただき、誠心誠意この役に自分を投じて頑張ろうと思いました。いざ撮影が始まってみると、文さんという人は演じる人によってすごく色を変えるような役で、台詞をどのようなトーンで言うかで人格がガラッと変わるくらい、とても繊細。この物語自体も、私の印象ですが、タペストリーのような、本当に細い縦糸と横糸が繊細に複雑に絡み合って一枚の織物が仕上がるような、そういう印象を受けたので、共演者のみなさん、監督、プロデューサーと現場で毎日ものすごく話し合いをしながら撮影しています」といしらさん。
 役作りについて質問されると、「旦那さんを不幸な事故で亡くしてしまったという過去を背負っている人なので、ややもすると四六時中憂うつな顔をしていなければいけないような気分になりますが、実際に本当に辛い思いをした人というのは意外に明るい顔をして"なにくそ"と思って生きているという考えを聞いて、その通りだなと思ったので、一度考えた上で全部忘れて、その瞬間を生きるというのを自分の中に今回は課しています。瞬間瞬間のパッションで動いていけたらなと思っています」とコメント。さらに、大石さんの脚本については、「女の人の持つ本心なのか、ちょっとした毒なのか、自分でも気がつかないような女の部分が短い言葉でスパーンと書かれているので、それをドラマの中で口にした時に、自分でもビックリします。こういう気持ちになることって昨今ないので、やはりすごいなと思いながら毎日毎日台本を読んでいます」と感想を。
 大石さんから「フランス映画の女優のような美しさがある」と絶賛されたいしらさん。原田さんからは「もともと石田さんのファンで大好きなので、今回役作りはしていません。僕に関しては半分ドキュメンタリーだと思ってください!」というコメントが飛び出し、いしらさんも思わず照れ笑い。
 キャストも映像も美術も映画のような美しく贅沢なドラマというのが、1話を観たシャオメイの感想です。ラブストーリーであり、サスペンスであり、ヒューマンドラマでもある『コントレール~罪と恋~』は、4月15日スタート。金曜の夜に、ぜひじっくりと大人のためのエンターテイメントドラマを堪能してください! 以上、シャオメイがお伝えしました!

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