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May 15th, 2021
いよいよ今夜スタート! いしらさん出演ドラマ『連続ドラマW 東野圭吾 さまよう刃』完成報告会レポート
みなさん、こんにちは。シャオメイでございます。ゴールデンウィークもあっという間に終わり、気がつけば半袖で過ごせるような季節になりました。まだまだ自由にお出かけできない日々ですが、ぜひおうち時間を楽しく過ごしたいですね。
さて、いしらさんが出演するWOWOWの『連続ドラマW 東野圭吾 さまよう刃』の第1話がいよいよ今夜10時から放送されます。原作は、東野圭吾さんの170万部超えの大ベストセラー小説。男手ひとつで育ててきた娘を少年たちに残忍な手口で殺され、復讐に突き進む主人公・長峰。そんな彼の行動は是か非か。人を裁くのは人か、法か、それとも社会か…。
先日、都内にて完成報告会が行われ、いしらさんのほか、主演の竹野内豊さん、三浦貴大さん、そして演出を務める片山慎三監督が登壇。また、報告会は、YouTubeでも同時配信されました。(ちなみにアーカイブ配信もあるとのことですので、ご覧になりたい方は、WOWOWオリジナルドラマの公式ツイッターでご確認ください)
今回いしらさんが演じるのは、長野で父親のペンション経営を手伝う木島和佳子。かつてひとり息子を突然病で失った悲しい経験を持っており、長峰の事情を知りながらも、手を差し伸べてしまうという難しい役どころです。そんな和佳子を演じた感想を聞かれたいしらさんは、「まず自分が長峰さんだったらどうするんだろう…とずっと考えながら撮影に臨んでいました。法によって裁かれない凶悪犯罪が、もし自分の人生に関わってきたらどうするのか、考えても考えても答えが出ない。人を殺しても、裁かれる人と裁かれない人がいるのはいいのでしょうか?という和佳子の台詞がありましたが、それを口にしながら、本当にそうだなぁと深く思いました」とコメント。
また、15年ぶりの共演となる竹野内さんについて、「2009年に公開された映画版も拝見しましたが、その時は(今回三浦さんが演じる、長峰を追う刑事の)織部さんを演じていた竹野内さんが、今回長峰を演じると聞いて、そう来たか!と。重い作品ではありますが、エンターテイメントとして、とてもわくわくしました。映画版とはまた違う、繊細な痛みのようなものがひしひしと伝わってくる長峰さんを、ぜひみなさんに見ていただきたいと思います」と見どころを語ってくれました。
そして、本作が長峰の決断から始まっているということで、決断に迷ったときはどのように解決していくのか?と聞かれると、「そんなに優柔不断ではないので、意外とあれこれ悩まないですね。悩んでいるうちに物事が複雑になるという思いがあります。“チャンスの神様は前髪しかない”という言葉があるように、いま決めないと運が逃げていってしまうと思っているので、はい、決めます!というところがあります」といしらさんらしい潔い返答が。
「ドラマというよりは長い尺の映画を作っている感覚でした」と監督がおっしゃるように、地上波では描けない衝撃的なシーンと、だからこそ伝わる映画のような重厚感。いしらさんがおっしゃるように答えの出ない難しいテーマではありますが、このご時世でなかなか映画館に足を運べない方も、ぜひご自宅で映画を楽しむような気持ちでご覧いただければと思います。毎週土曜日よる10時、全6話となります。見逃してしまった時は、WOWOWオンデマンドでの配信もありますので、ご安心を。以上、シャオメイがお伝えしました!